【土地の探し方・選び方】理想の土地を見つけるための方法とは?

注文住宅や新築一戸建てを建てるにはまず土地が必要です。その土地探しにはコツがあることを知っていましたか?

理想の家づくりは、理想の土地探しから。

どんなに建物の外観や内装が理想通りに完成したとしても、立地が望ましくなければ台無しです。

土地は不動産会社やハウスメーカー、工務店などでも探してもらえます。

オンラインで土地を探せる時代でもありますが、やはり自分たちの足で現地を確認することが大切です。

今回は、土地探しをするとき、どこで、どのようなことに注意をして探せば良いかを、土地探しのコツとともにご紹介します。

土地の購入~新築住宅が完成するまでの流れとは?

注文住宅の完成までには一般的に8~15ヶ月の期間がかかるとされています。完成までの期間をなるべく短く、スムーズに進めるためには土地探しや住宅の設計、ローンの準備などを同時に進める必要があります。

大まかに土地の購入から注文住宅が完成するまでの流れは以下の通りです。

1.土地探し
2.住宅会社の選定・プラン決め・見積もり
3.ローンの審査
4.土地の決済・住宅会社の確定
5.施工
6.注文住宅の引き渡し・引越し

これらの多くの工程の中でも特に計画よりも時間がかかってしまうのが土地探しです。土地探しをスムーズに行うためには事前の準備と計画性が重要となります。

土地探しを始める前の準備

土地探しをスムーズに進めるためには、事前の準備であらかじめ希望のエリアや理想の土地に求める条件の優先順位を決めておくことが大切です。

ここからは土地探しを行う前に準備しておくべきポイントについてご説明します。

住みたいエリアを決める

まずは住みたいエリアの候補を家族の希望を出し合って決めましょう。家族それぞれの意見を出す際のポイントは「どのような暮らしを求めているか」です。

例えば、通勤や通学に便利なエリアがいい、スーパーなどのショッピング施設が近くにほしい、閑静な住宅街に住みたいなどそれぞれ求める生活環境は違います。家族それぞれの理想を全て出し切ったら、そこから譲れないポイント・妥協できるポイントなど、求めるポイントなどの優先順位を決めていきましょう。優先順位をつける際に大切なのは、家族誰か一人の意見を尊重しすぎないことです。

全員が快適に暮らせる家にするためには、家族それぞれの意見を平等に反映できるよう優先順位を決めることが大切でしょう。

土地に対する予算を決める

実際に土地探しを行う前に土地に対する予算を決めることも大切なポイントです。予算計画には大きく分けて「建築費」と「土地の購入費」があるため、総額の予算からいくらまでを土地の購入費に充てるかをあらかじめ計画しておきましょう。

予算の割合をどうするかは、希望のエリアや新築住宅へのこだわりなどによって異なってきます。一般的な割合としては土地の購入に予算の3割を割く家庭が多いようです。

土地探しと並行して施工会社を探す

実際に建築する住宅でどのくらいの坪数が必要かも土地探しの上で重要な条件の一つになります。

住みたい家の理想がある場合は、並行して施工会社も探し簡易設計をもらっておくと土地探しに役立つでしょう。また、希望のエリアに根付いた工務店やハウスメーカーなどでは、エリアに特化した土地探しのコツや有益な情報を教えてくれる可能性もあります。そのため、土地を見つけてからその土地に合う住宅を設計しようと計画している場合でも、施工会社を同時進行で探すことをおすすめします。

土地探しの方法

土地探しを始める準備が整ったら、実際に希望のエリアに土地があるかを探していきましょう。

土地探しの方法には大きく分けて3つの方法があります。

1.インターネットやWEBサイトで探す

土地を探す際に、まずは不動産ポータルサイトで土地の売り情報を検索してみる方は多いのではないでしょうか。

一番のメリットとしてはすぐにその場でアクションが起こせることができ、空いた時間でも土地の情報を確認することができます。

また、エリアごとの土地の情報をまとめて見ることが出来るため、相場を把握する機械にもなり比較検討がしやすいこともメリットの一つです。

一方で情報量が多いことから、具体的な希望や予算などの検討軸を決めておかないと色々な土地に目移りしてしまい決められなくなるというデメリットもあります。

2.自分の足で探す

住みたいエリアがある程度決まっている方は、実際に訪れて、その足で売却中の土地を探してみるのもひとつの手です。

「売却中」などの看板を探しながら歩くことで、同時にその土地の周囲の環境をチェックすることができます。気になる土地があれば、看板や広告に記載されている不動産会社に確認してみましょう。

しかし実際に足を運んでも、よい情報を手にすることができるかは運次第です。急いでいる場合は、効果的な方法とは言えません。また、足で探すだけでは情報収集として不十分のため、必ずその他の方法と並行して進めることをおすすめします。

3.不動産会社やハウスメーカー・工務店に依頼する

不動産会社やハウスメーカー、工務店などの住宅会社に依頼する方法では、ポータルサイトに公開されていない土地情報を持っている可能性がある点がメリットです。また、地場工務店などでは周辺の環境や街の情報など住む上で必要となる情報も合わせて把握していることが多く、それらの情報を踏まえた上で最適な土地を見つけてくれる可能性があります。

一方で専門家に依頼することで希望通りの土地を見つけられる可能性が高まるものの、予算が高くなりやすい傾向もあります。希望通りの土地は見つかったものの、土地代が高く結果として建築費が少なくなってしまった、というケースは多いです。

土地購入前に必要なチェックポイント

実際に理想の条件に合う土地が見つかったら、土地の購入を行うかの検討に入ります。土地を購入する際は新築住宅を建てる上での問題がないか、実際に快適に暮らせるイメージができるかなどの確認が必要です。

ここからは土地を購入する前に必ず確認すべきチェックポイントを紹介します。

現地に足を運んで周辺環境を確認する

土地の候補を見つけたら、実際にそのエリアに足を運んで条件に当てはまる環境かを確認しましょう。

具体的な確認項目としては、周辺環境、交通条件、日照条件、生活インフラの利便性などです。周辺環境はできれば朝昼夜と時間帯を分けて周辺を歩き、街灯の有無や治安に不安がないか、近隣住民の雰囲気などを確認することをおすすめします。交通条件は実際に利用する最寄駅から駅までのルートや通学・買い物ルートを歩いてみましょう。地図上では近いと思っていたが、実際には階段や坂が多く予想以上に時間がかかるなど、歩いてみて感じる情報はとても大切です。

地盤や水捌けに問題がないか

土地の購入前にハザードマップなどできちんと確認してもらいましょう。

地盤や水捌けに問題があり地盤沈下や液状化の起こりやすい土壌の場合は、住宅が完成した後に大雨などによる大きな被害を受ける危険性があります。

もし土地の状態に不安な点が見つかった場合は、地盤強化工事により土地自体を補強する作業が必要です。

用途地域や建ぺい率・容積率を確認する

建ぺい率とは建物の敷地となる土地の面積に対して何割の面積まで建物が建てられるかを定めたものです。敷地いっぱいに建物が建てられると、建物同士が密集して生活環境が悪くなったり火事が起きた際に延焼しやすくなったりするため、建ぺい率の制限があります。

容積率とは土地の面積に対する建物の建てられる建物の延べ床面積の割合を定めたものです。2階建て以上の建物にも適用されるため、100%を超える容積率もあります。

注文住宅を建てる際は、自治体により定められている建ぺい率と容積率の範囲内で住宅を建築する必要があります。すでに住宅会社と注文住宅の設計を始めている場合は、設計している住宅が建てられる広さが十分にある土地かを確認するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
土地探しの基本的な流れやポイント・理想の土地の探し方などについてご説明させていただきました。
土地探しは理想の新築住宅を建てる上でとても重要な作業の一つとなります。理想を求めすぎたり候補エリアを限定しすぎてしまうと、条件に合う土地がなかなか見つからず難航してしまうため、あらかじめ条件に優先順位を決めるなど事前準備をきちんとすることが大切です。

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アークプランは熊本のローコストで高性能な家づくりを目指すハウスメーカーです。家づくりを通してこれまでにたくさんのお客様の満足とマイホームの夢を実現しています。

住宅ローン等の資金計画のご相談に強いハウスメーカーとして、熊本の皆様の住宅づくりのお手伝いをさせていただいています。

お客様のお一人おひとりのライフスタイルにあった住みやすい家をご提案することはもちろん、購入してからも建てて良かったと満足していただけるような住宅づくりを心がけています。

家づくりに関するお問い合わせはもちろん、住宅ローンや資金計画などのご相談も承っておりますので。これから家づくりをお考えの方は、ぜひアークプランまでお気軽にご相談ください。

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